THE STAR(電子版)の記事をもとにマレーシアのパーム油産業に影響を与えうる外的要因をまとめてみた。
先物市場:
マレーシア国内のパーム油生産減という見方を支持してか、今年前半に下げていたパーム油の国際価格は上昇に転じた。
7月4日のアメリア独立記念日を控えて短縮取引が多い中で、春小麦地帯であるグレートプレーン北部の高温・乾燥した気候が西部中西部に広がり影響を及ぼすことが懸念され、アメリカ小麦、大豆、とうもろこしの価格は上昇した。
アメリカの原油減産を予期して、原油価格が一バレルあたり50米ドルを推移した。
インド大豆価格の3期にわたる上昇で、ヨーロッパの大豆ミールの価格はシカゴ商品取引所(略CBOT)で推移した。
エジプトは3か月以上のベジタブル・オイルを備蓄している。
韓国の飼料会社Nofi が12,000トンのパーム核を入札した。
金と債券:
北朝鮮の弾道ミサイル発射と7月4日のアメリア独立記念日により、7月4日の世界の株式市場は下がった一方で、債券と金が支持された。