イタリアのスーパーカーブランド「Maserati(マセラティ)」の人気のSUV「Levante(レヴァンテ)」の新車種「Levante S」が、11月24日、マレーシアで初披露された。マレーシアにおけるMaseratiの公式輸入販売代理店Naza Italiaが11月24日、ローンチイベントを開催した。
Maseratiは、Ferrari(フェラーリ)やLamborghini(ランボルギーニ)と同じイタリアのモデナを拠点とする、創業から100年以上になる老舗のスーパーカーブランドだ。
スーパーカーといっても2シーターではなく、4ドアでありながら、自らドライビングを楽しみたい層に向けて作られた「4ドアスーパーカー」の元祖ともいわれている。
以前はそれほどの知名度はなかったが、2016年に発売されたSUVの「レヴァンテ」が人気で販売台数を伸ばしている。日本では、元SMAPの稲垣吾郎が初めて購入した車がMaseratiだったことでも知られており、近年じわじわと人気が出始めているブランドだ。
今回、マレーシアでお披露目されたのは、その「Levante」の2018年版の新モデルである。
重厚な高級感と迫力ある排気音が共存
イベントで強調されたのは、Maserati伝統の「いい音」が生かされた排気音。
いかにも上品に見えつつも、それとは相反するような迫力のある排気音やスーパーカーとしての力強い動力性能がMaseratiの最大の魅力だろう。
2018年モデルからは、スポーティなテイストの「GranSport(グランスポーツ)」と、よりラグジュリーに仕上げられた「GranLusso(グランルッソ)」のトリム(内装)オプションから選べるようになった。
両モデルとも、重要な最先端のドライビングアシスタンス機能、進化したマラネロ製V6ガソリンエンジン、および革新的なパワーステアリング システムを導入。
車高には6つの設定があり、過酷なオフロードを走るための高い車高から高速道路走行用の低い車高まで、走行中の道路や地形に最適な車高を自由に選択できる。
マレーシアでの販売価格は、78万8800リンギット~(3年保証と税込み)。ちなみに、日本での販売価格は1291万8000円~である。
Mr. Amaury La Fonta (Maserati South East Asia Pacific、ジェネラルマネージャー)、Dato’ Samson Anand George (NAZA Corporation Holdings Sdn Bhd、オートモティブグループCEO) 、Mr. Farid Sulaiman (NAZA Italia Sdn Bhd、COO)
Maserati Levante S GranSport
写真提供:Naza Italia Sdn Bhd