クアラルンプール発着で楽しめるクルージング
経験したことがあるのは世界の人口の数パーセントだけといわれる「クルージング」という余暇の過ごし方が、じわじわとその人気を広げている。
クルージングの最大の魅力は、船という巨大なホテルに居ながらにして移動できること。目的地に着くたびにホテルでトランクを広げ、移動前にまた荷造りしてという手間は不要。しかも、移動中もショーや食事などさまざまなエンターテインメントが楽しめるのだ。
アジアでもっとも人気があるクルーズライン、といわれる「Star Cruise(スタークルーズ)」は、比較的リーズナブルで利用しやすく、クルージングを楽しむ世代をぐっと引き下げた。
「Star Cruise」を運営するのは、香港に本社を置くGenting Hong Kong(ゲンティン香港)。中国やシンガポール、マレーシア、日本、インド、オーストラリアなどの富裕層をターゲットに、東南アジアのリゾートなどを目的地とするクルーズを運行している。2017年には大阪、横浜、清水を母港(発着する港)とするラインを就航して日本でも話題となった。
マレーシアでは、これまではペナンのみが母港だったが、2017年11月からクアラルンプール近郊のクラン港(Port Klang)も母港となった。ペナンまで行かずともクアラルンプールからの乗船が可能となり、クアラルンプール、ペナン、プーケットから乗船地を選べるなど、利用しやすくなったことで、マレーシア国内のクルージングマーケットも広がりそうだ。
ミャンマーの秘島へ行くラインも就航
注目は、デスティネーションとして新たに追加されたミャンマーの秘島マクロード島(MacLeod Island)。マクロード島が位置するのはミャンマーの南部で、タイのプーケットと同じアンダマン海域にあるため、海の美しさは格別だ。
また、島内のリゾートAndaman resortの宿泊客とスタークルーズの乗客のみ上陸できるプライベートアイランドであるため、ゆったりと満喫できる。
さらにラグジュアリーな旅を求めるなら、Genting Hong Kongがまもなく運航をスタートする高級クルーズライン「Dream Cruise(ドリームクルーズ)」がおすすめだ。アクロバティックショーやクラブ、ウォータースライダーなどを備える豪華客船での旅は、飛行機や電車での旅とはまったく異なる体験となるだろう。
▼スタークルーズの予約は、以下サイトの日本の旅行代理店で行えます。
http://www.starcruises.co.jp/contact.html