韓国カーシェア大手、海外初進出でマレーシアへ

カーシェアビジネスSOCAR

韓国のカーシェア大手のSocar(ソ・カー)が、初の海外進出先としてマレーシアを選んだことを明らかにした。マレーシアを拠点として東南アジアにビジネスを展開していく計画で、120の地域に240台の車を導入するという。

 

会員登録したユーザーは、オンラインデバイスで空き車両を確認でき、10分単位でレンタルできる。レンタルした車は、オンラインデバイスでロックを解除したり、支払いもできる。

 

【THE KLの視点】

旅先などで1日単位で借りるカーレンタルとは異なり、カーシェアは登録した会員がスマートフォンのアプリなどを通じて、30分単位などで気軽に車をレンタルできるサービスだ。
マレーシアにはカーレンタルサービスは全土にあるが、カーシェアのサービスを提供している企業は「GoCar」など数えるほどしかない。マレーシアのように車の購入金額が高く、クアラルンプールやペナンなど人口が集中し、公共交通機関が発達していない地域では、今後カーシェア市場が成長する可能性は大きいといえるだろう。