マレーシアのヘイズ(煙害) リアルタイム気質指数マップ
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ヘイズ(煙害)とは
現在では乾いた微粒子の浮遊により視界が悪くなる大気現象全般をヘイズと呼びます。 マレーシアのヘイズとは、一般的にインドネシアのスマトラ島などの、焼畑農業や森林火災により発生する大量の煙や温室効果ガスを言います。 ヘイズはマレーシア、インドネシアの乾期にあたる5月〜10月にかけて悪化します。 汚染された大気は季節風(モンスーン)によって隣国へも運ばれて来ます。【ヘイズの健康への影響】
ヘイズが強い時は、粘膜が刺激され、目のかゆみ、鼻水、咳、咽頭痛、めまいなどの症状が現れます。 呼吸器系統に持病がある方は、この時期は特に注意が必要です。【ヘイズの指標】
ヘイズのシーズン中、朝窓の外を見ると、白っぽい煙に覆われている日があります。 ひどい日には焦げ臭い臭いを感じる事も。これらの汚染指数は、毎日大気汚染指数(PSI)として毎日発表していますので、その日の大気汚染の状況を確認しましょう。 指数によって、学校は休校になったり、屋外学習を控えるなどの対策がとられます。 -
指数 指数:大気質指数の分類(英国) 健康影響 / カテゴリ 0 – 50 0 – 50:良好 通常の活動が可能です。 51 – 100 51 – 100:やや不良 大気汚染に敏感な人は、長時間又は激しい屋外活動の減少をご検討ください。 101 – 150 101 – 150:疾患のある人に不健康な大気状態 心臓・肺疾患患者、高齢者及び子供は、長時間又は激しい屋外活動の減少をご検討ください。 181 – 200 181 – 200:不健康な大気状態 心臓・肺疾患患者、高齢者及び子供は、長時間又は激しい屋外活動を中止 。すべての方は、長時間又は激しい屋外活動の減少をご検討ください。 201 – 300 201 – 300:非常に不健康な大気状態 心臓・肺疾患患者、高齢者及び子供は、長時間又は激しい屋外活動を中止 。すべての方は、長時間又は激しい屋外活動を中止。 300+ 300+:危険な状態 心臓・肺疾患患者、高齢者及び子供は、屋内に留まり、体力消耗を避ける。すべての方は、屋外活動を中止。