クアラルンプール 民泊仲介大手オンラインサイトであるAirbnbによれば、クアラルンプール市内中心部にあるマレー地区、カンポンバル(Kampung Baru)が世界で最もトレンディな場所の1つとして人気を博しているという。
マレーシアを訪れる観光客の間で、一番人気の目的地の1つがクアラルンプールの意外な場所にあった。海外からの観光客を含め、Airbnbで最も検索・宿泊希望の多いのが、カンポンバルらしい。ユニークであるが故、物件によっては風変わりであるが、おいしい食事と人との交流に期待できる。
また、外国人観光客にとって魅力のつきないマレー地区であるが、地元の観光産業の発展にもつながっている。Airbnbはマレーシア観光の潜在的な魅力を引き出すために、現在登録されている物件とマレーシアのトレンドを基にプロモーションを企画し、サービスを推進しているとAirbnb の東南アジア、香港、台湾のエリア統括長であるロビン・クウォックは述べた。
ユニークさを好むユーザーである今日の旅行者は、ローカルの人々と同じような生活を体験し、新しい発見を求めて旅をする。
Airbnbは、カンポンバルなどのユニークなエリアにある物件を紹介することにより、観光を通して地域の活性化に貢献している。家主は、貸物件の近くに住んでおり、たいてい地元出身である。
世界で最も急速に成長しているアジアの国々の中で、とりわけマレーシアは観光の成長に重要な役割を果たしているとクウォック氏は述べた。マレーシアを訪れる人々が増加している中で、過去訪馬した旅行客数は250%増を記録し、Airbnbで予約した先で宿泊している。
マレーシア観光局のシュー・カ・ワイ氏は、宿泊先の観光場所、食事やイベントを紹介するAirbnbの積極的な取り組みに大変満足している、と述べた。観光客は常に新しいイベントや観光場所を探しているため、Airbnb が新たに展開するラグジュアリーな宿泊サービスに期待し、Airbnbと協力してマレーシアの観光産業を盛り上げたいと語った。
マレーシアで最も見られているサイトであるAirbnbのプラットフォームを介して、さらにマレーシアの宣伝が期待できるであろうとマレーシア観光局は意欲的である。
また、マレーシア人観光客が海外に旅行した際にも、安全、手ごろでかつ戦略的な場所の情報をAirbnbは提供している。
情報:THE MALAY MAIL ONLINE