英不動産コンサルタント大手であるナイト・フランクによる最新調査では、オフィス賃貸から得る収益は、2016年から減少しており、さらにこの傾向は続く見込みとしている。
ナイトフランクのプライム・オフィス・レンタル指数は、2017年の第一四半期で、2016年の第四四半期から1.3パーセント下落している。
また、ナイト・フランクが世界20都市を対象に実施した最新調査で、オフィス賃料が最も低い都市はマレーシアとなり、月々の1平方メートルあたりの賃料は15.6米ドル(66.45リンギット)となった。
同社によれば、クアラルンプール市とシンガポール両国における賃料の減少は、今年の不動産供給が増加傾向にあるとみているからである。
東京、ジャカルタ、北京、パースの4都市でも、賃料が下落する一方で、他の20カ国中10カ国では、上昇が見込まれている。
最も高い都市は香港とし、1平方メートルあたりの月々の賃料は207.60米ドルである。
タイのバンコク市は、前年同期比で史上最高の9.6パーセント上昇している。
情報:The Malay Mail Online