米ドル安により、アジア通貨の上昇が2カ月ぶりに予想されている。
昨日、市場は、米連邦準備理事会(FRB)による金利引き上げを見込んでか、リンギットを含むアジア通貨全般が上昇した。今後4、5週間、アジア通貨に対するドルの変動が予測される。
為替市場への楽観視とユアンの固定にもかかわらず、リサーチハウスはアジア通貨に対して強気の見方をしており、高利回りの現在の市場が、アジア債券市場に支持的であると予想した。
また、リンギットは、地域内の他の通貨と同様に取引されるか、または、それを上回る取引がなされるべきであるとメイバンク・インベストメントバンクのウィルソン・フーン氏は述べた。リンギットの過去2カ月の推移は、中央銀行であるバンクネガラが、外国為替取引を緩和した為、外国人投資家がリンギットと弱まるドルをヘッジできるようになった。
情報:THE STAR