中国上海を拠点とする大手メディアグループHurun Report が、中国とインドの高額所得者を対象に調査した結果、中国人富裕層の夏のバケーション先として人気の島にマレーシアの島々が、タイ(プーケット島)、モルディブ島、フィジー島、バリ島、ハワイ島、サイパン島と共にトップ7入りを遂げている。
回答者は、今回の調査で挙げた旅行先に平均6回は訪れており、今後3年以内に2回は訪れる予定であるという。 モルディブ島とプーケット島がそれぞれ1位と2位につけ、富裕層は旅先に島を選ぶ傾向にあることが鮮明となった。
今回の調査結果は、上海で開催されたインターナショナル・ラグジュアリー・トラベルマーケットで、Hurun Report incの会長であるRupert Hoogewerfによって発表された。
選ばれたマレーシア国内の島々は、パンコール島、カパス島、テンゴル島、シパダン島、マブール島、レダン島、ティオマン島、プルフンティアン島、ランカウイ島となっている。
富裕層は依然としてラグジュアリーホテルを好み、リッツカールトン、フォーシーズンズホテルが1位と3位に選ばれている一方で、ブティックホテルの人気が上昇中である。
中国人富裕層は、既存の団体旅行に飽き足らず、時間に拘束されず、誰も訪れたことがないような特別な場所に、いっしょにいて居心地の良い専属ガイドが同伴するような旅行サービスサポートを好む傾向が強くなっているという。
富裕層が購入するアイテムは、化粧品(45%)、地元特産品(43%)、カバン類(39%)、衣類とアクセサリー(37%)、装飾品(34%)となっている。
情報:NEW STRAIGHT TIMES