マレーシア30カ所に電気自動車ステーション配置予定

  • 2017.06.20
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不動産・建設会社ピーアルジー・ホールディング(PRG Holdings Bhd:以後PRG)は、電気自動車の需要増加を背景に、今後2年間でマレーシア国内の20から30カ所に電気自動車用充電ステーションの建設をめざしている。

充電ステーションの配置場所はPRGが既に開発している、もしくは、開発中の土地を検討しているという。 現時点で建設済みの充電ステーションは6基で、1基あたりの建設費は12,000リンギットである。

マレーシア証券取引所に上場している不動産開発会社サンスリア(Sunsuria)とPRGの子会社のサンスリアシティとプレミア・エレクトリファイは覚書を交わし、サンスリアシティ(Sunsuria City)に自動車充電ステーションを配置することに合意している。第一号ステーションはPRGが提供する。

また、先週PRGは、財務省が所有するシャリカット・ペルマハン・ネガラ(Syarikat Perumahan Negara Bhd:以後SPNB)と共同で手ごろな価格帯の住宅地を開発する予定であると発表している。

50億リンギット強の住宅開発プロジェクトに対する覚書は、SPNBの一部門であるSPNBアスピラシと運営会社ミムバル、ヌサンタラホールディングス(Mimbar Nusantara Holdings Sdn Bhd:以後MNH)が合意している。 覚書には、PRGは建設及び資金調達を行い、MNHはジョイントベンチャープロジェクトとして、コンサルティング、アドバイス、そして、その他関連業務等のサービスを提供する。 サンスリア3月31日の第2四半期末には、前年度比で6倍の1800万リンギットの収益を挙げている。 今年5月には、前年度の2.5倍の未請求売掛金5億1000万リンギットを計上した。

 

情報:THE STAR