東南アジア・オンライン高級リテール最大手資金調達を計画

  • 2017.06.21
クアラルンプールのニュースを配信

東南アジア地域のオンライン高級リテール最大手のリーボンズ(Reebonz Pte Ltd)は中国、日本、韓国での市場確保と事業展開の為、1億5000万米ドルの資金の調達を計画している。

今年5月から、クレディット・スイスグループ、ゴールドマンサックスグループ等の投資銀行と連携して、有望な投資家を募ってきたとリーボンズの最高経営責任者であるサミュエル・リムは(CEO Samuel Lim)述べた。

創業8年のリーボンズは2015年末に3億米ドルと評価されている。東南アジアのe-コマース分野で最も価値のあるベンチャービジネスとして知られ、ベルテックス、ベンチャーズ、GGVキャピタルとインテルキャピタルが支援している。

次の成長にふさわしいパートナーが必要で、オンラインラグジュアリープラットフォームに関心を持つ戦略グループや長期プライベートエクイティーファンドが考えられると38歳のリム氏は言う。

パートナシップを確立することにより、既に構築されているビジネスネットワークへのアクセスが可能になり、さらに事業成長の加速化を促す。パートナーにはインターネットやラグジュアリーファッション会社を含めた、多々にわたる選択肢がある。

同社はオフライン・ブティックや個人が、新・中古デザイナーバッグ、時計、その他の高級品を直接売買できる自社のホームページとアプリの運営に注力している。

従来の売り手と買い手といった一方通行の関係でしかありえなかった既存の商売と一線を画して、売り手が買い手となり、また、買い手が売り手となるプラットフォームを有するラグジュアリエコシステムの構築を実現化する。

「りぼん」から名づけられたリーボンズは、オーストラリア、香港、インドネシア、マレーシア、韓国と台湾に計300名の従業員をもつ。

 

情報:MALAYSIAN RESERVE一部抜粋し翻訳。