マレーシアニューズメディアTHE STAR ONLINEによれば、中国のEコマース大手アリババ・グループは、東南アジアでオンライン・リテールサービスを提供するラザダグループに10億米ドルを増資するという。これによりアリババはラザダの83%の株式を取得することになる。
今回の増資は、去年投じて10億米ドルに次く出資となる。
ラザダは2012年にシンガポールに設立され、近隣のマレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ及びベトナムで展開している。2017年3月末締めのアリババ社の年次報告では年間2300万人がラザダで商品・サービスを購入しているという。