最新のサイバーセキュリティランキング(ITU’s Global Cybersecurity Index)が発表されたのでご紹介する。
これは法的施策、技術面・手続き面での施策、組織構造、教育・リサーチ施設の構築、情報共有での国際的な連携を尺度に各国がセキュリティに対してどのくらい取り組んでいるか調査した結果をランキングに表したものである。
マレーシアはシンガポール、アメリカに次ぎ第三位につけた。
その他のトップ10はオ-マン、エストニア、モーリシャス、オーストラリア、ジョージアとフランスが8位、カナダ。ロシア。日本は11位、インドは25位、ドイツは26位、中国が34位となった。北朝鮮は、経済的豊かなスペインをしのいで、57位となっている。
国境のないサイバー世界では、国家の構造を揺るがすような情報から人権を侵害するようなものまで、すべてが露呈される可能性を秘めている。
サイバーセキュリティを理解し、適切な戦略とセキュリティプログラムを導入できるかどうか、国によってまちまちであるようだ。
まず第一に必要なのは国家安全戦略を策定することであるが、50%の国がそこまで及んでいない。
また、小国であるアンドラ公国、リヒテンシュタイン公国、モナコ公国、サンマリノ公国は、調査した195か国中98位以下で、バチカン市国は186位であった。
*この記事は、NEWS STRAITS TIMESが運営するニュースサイト「Singapore has near-perfect approach to cybersecurity; Malaysia ranks third: UN survey」の記事を翻訳したものである。