今年の10月18日は、マレーシアはDeepavali(ディーパバリ、またはDiwali ディーワリ)と呼ばれるヒンドゥー教のお祝いのため祝日となる。
Deepavaliは富を象徴する女神ラクシュミのための祭りで、「光のフェスティバル」とも呼ばれ、夜はインド系の地域などでイベントが行われ、花火が打ち上げられる。
また、Deepavali前の約2週間は、各地のショッピングモールなどの商業施設でKolam(コラム)と呼ばれる南インドに伝わるアートが施される。色付けした粉を使って、クジャクや花、幾何学模様などを描いたもので、この季節になると各地で色鮮やかなKolamを見かける。
マレーシア国内外の観光客を受け入れ、日本人にも人気のビーチリゾート、ペナンのバトゥフェリンギにある高級ホテルGolden Sands Resort by Shangri-la(ゴールデンサンズリゾート)では、10月10日、ホテル内のプールに巨大なKolamを描き、「プールに描かれた浮かぶコラム」として国内最高の大きさを達成したとして、「Malaysia Book of Records(マレーシアブックオブレコード)」に認定された。
このKolamは、ホテルとペナンヒンドゥー協会が協力して企画したもので、638.02平方メートルの大きさのKolamに、435㎏のココナッツフレーク、37.9㎏の接着剤等が使用され、延べ100人のボランティアスタッフが117時間をかけて制作した。
写真提供:Shangri-La’s Rasa Sayang Resort & Spa, Penang and Golden Sands Resort, Penang