スウェーデンの家具量販店大手IKEA(イケア)が、マレーシア南部のジョホール州ジョホールバルのテブラウに、東南アジア最大規模の店舗をオープンした。初日には朝10時の開店を前に、4000人が列を作った。マレーシア国内の既存の2店舗は、クアラルンプール近郊にあり、3店舗目の同店は、マレーシア南部での初店舗となる。
IKEAテブラウ店の広さは4万6713平方メートルで、54のショールームを備えている。場所はショッピングモールAeon Tebrau Cityの隣で、1771台分の駐車場を備える。また、マレーシア国内やシンガポールからのバスが発着する長距離バスターミナルLarkin Sentral(ラーキンセントラル)や、KTMB(マレー鉄道)の駅JB Sentral横のKTMB博物館から発着する無料シャトルバスでアクセスできる。
IKEAは、セランゴール州にASEAN地域の流通拠点を開設する予定を明らかにしているほか、2019年にはペナン州にも新店舗をオープンするとしている。