イポーを拠点とする仮想通貨取引所「Pinkexc」が、2月1日から稼働を始める。地元英字紙「The Star」オンライン版が1月29日に報じた。
Pinkexcの新しい取引所では、Bitcoin(ビットコイン)、Ethereum(イーサリアム)のほか、Dash(ダッシュ)、Litecoin(ライトコイン)、Monero(モネロ)、Dogecoin(ドージコイン)など6種の仮想通貨を取り扱う予定だ。
調査によると、マレーシアにおける仮想通貨の取引量は月平均7500万リンギットにのぼる。しかし、もっとも知名度のある取引所Luno(ルノ)が2017年末から国税局によって口座を凍結されて取引が出来なくなっており、Pinkexcは新しい取引所の需要があると見込んだという。
ちなみに、マレーシアには現在4つの仮想通貨取引所があるといわれており、2017年の1年間で、1つの取引所あたり500億リンギットの取引を処理したことになる。
2016年に創業したPinkexcは、イポーやベトナムのホーチミン市にビットコインATMを設置するなど仮想通貨事業に取り組んできた。