クアラルンプール郊外のスバン空港(Sultan Abdul Aziz Shah Airport)に、電車で行けるようになった。
5月1日から、KTM(マレー鉄道)が運営を開始したのは、「The Skypark Link(スカイパークリンク)」だ。
KLセントラル駅内のKTMコミューター用プラットフォームを出発し、Subang Jaya(スバンジャヤ)駅を経由して、終着駅のSkypark Terminalまで約26kmを30分で結ぶ。
5月いっぱいは無料で利用できる。
KLセントラル駅からの始発は朝5時30分で、最終の21時25分まで、上下共に毎日13本が運行される予定だ。
Skypark Terminal駅はスバン空港から約300メートル離れており、空港までは屋根付きの歩道が整備されている。
スバン空港には、ローコストキャリアのMalindo Air(マリンドエア)やFirefly(ファイヤーフライ)の国内線、貨物機専門のRaya Airways(ラヤ航空)の国際便が発着している。
クアラルンプール国際空港(KLIA)よりもKL市内から近く便利な立地だが、これまでは電車が通っていなかった。