日系の仮想通貨交換所「BITPoint(ビットポイント)」がマレーシアでサービスを開始した。5月17日、株式会社ビットポイントジャパンの親会社である株式会社リミックスポイント(本社東京)が発表した。
資本金は 52 万リンギットで、マレーシアでPocket WiFiレンタル、投資や貿易事業を行っているTriangles Top Consulting Sdn Bhdが60%、ビットポイントジャパンが40%を出資している。
ビットポイントは、すでに香港、韓国、中国、台湾、サモアに進出しており、マレーシアは6カ所目となる。
ビットポイントマレーシアで取り扱う仮想通貨は、Bitcoin(ビットコイン)、Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)、Ethereum(イーサリアム)、Litecoin(ライトコイン)、Ripple(リップル)の5種類で、使用できる法定通貨はマレーシアリンギットのみ。
手数料は、スポット取引の際に0.5%かかるが、出入金の手数料はオープニングキャンペーン中は無料となる。
リミックスポイントは、マレーシアを進出先に選んだ理由として、AML/CFT(マネーロンダリング防止とテロ資金供与対策)など、仮想通貨に関するガイドラインが策定されるなど法整備が進んでいることをプレスリリースの中で挙げている。
ビットポイントジャパンは、2016年7月に仮想通貨取引サービスを開始、2017年9月に、仮想通貨取引業者として金融庁に登録を完了している。