在マレーシア邦人数、3%増の2万4411人に

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日本の外務省が2018年度版の「海外在留邦人数調査統計」を発表した。

1968年から毎年発表されているこの統計は、毎年10月1日時点の海外に在住する日本人の数を調査したものだ。

今回の統計によると、海外に在留する邦人数は前年度比1%増の1万3493人増え、135万1970人となり、過去最多となった。

 

マレーシアの在留邦人は、前年度に比べて3.0%増加し、2万4411人となった。

在留邦人とは、海外在留期間が3カ月以上の長期滞在者と永住者が含まれる。
マレーシアに滞在する長期滞在者は、前年度比2.8%増の2万2718人、永住者は前年度比6.9%増の1693人だった。

 

この数字には、海外在留期間が3カ月に満たない旅行者や短期滞在者、また長期滞在をしていても在外公館に在留届を届け出ていない人は含まれていない。

マレーシアの在留邦人数は、世界12位となった。

 

 

在留邦人が多い上位11カ国は以下の通り。

① アメリカ 42 万6206 人(1.1%増)
② 中国 12万4162人(3.1%減)
③ オーストラリア 9万7223人(5%増)
④ タイ 7万2754人(3.4%増)
⑤ カナダ 7万25人(0.2%減)
⑥ イギリス 6万2887人(3.2%減)
⑦ ブラジル 5万2426人(1.8%減)
⑧ ドイツ 4万5784人(4%増)
⑨ フランス 4万5784人(2.6%増)
⑩ 韓国 3万9778人(4.6%増)
⑪ シンガポール 3万6423人(2.9減)

 

 

 

日系企業の拠点数は4.9%減少

一方、マレーシアに設立されている日系企業の拠点数は1295カ所。
前年度に比べて4.9%減少し、世界では9位だった。

 

拠点数の上位10カ国は以下の通り。

① 中国 3万2349
② アメリカ 8606
③ インド 4805
④ タイ 3925
⑤ インドネシア 1911
⑥ ベトナム 1816
⑦ ドイツ 1814
⑧ フィリピン 1502
⑨ マレーシア 1295
⑩ シンガポール 1199