ペナン州、外国人の不動産購入価格の下限を300万リンギに引き上げ

ペナンのジョージタウン

ペナン州政府の住宅・都市計画委員会(State Housing, Town and Country Planning Committee)は、外国人がペナン州の不動産を購入する際の最低価格を引き上げたと発表した。Bernama(ベルナマ通信)が7月5日、発表した。

 

今回の下限価格引き上げにより、ペナン島内の土地付き戸建て物件を外国人が購入する場合、300万リンギット(約8千300万円)を下回るものは購入できくなった。

以前は、ペナン島内の土地付き戸建て物件の下限金額は200万リンギットだった。

 

マレーシアでは、外国人が不動産を購入する場合、基本的には下限金額が100万リンギットに設定されている。

だが、ペナン州のように下限価格の設定が異なる地域があり、例えば、セランゴール州では外国人が購入できるのはコンドミニアムなど分譲物件のみで、下限は200万リンギットだ。

また、サバ州やサラワク州など一部では、下限価格が50万リンギットなど設定が低い地域もある。